【中学受験】成績が上がったからって、得意げにしない！中学受験生を持つ私が思うこと

息子は最近、成績がグングン伸びてきて、私も嬉しい限りです。でも、成績が上がるにつれて、気をつけなければいけないことって、たくさんあるんですよね。

実は、パパさんも昔、成績が良かったそうで、「成績が上がると調子に乗って先生や友達をバカにしていた」なんていうエピソードを聞かされました。今となっては「なんて嫌なやつだったんだろう」と反省しているそうなんです。

成績がいいことと、人がすごいことって、イコールじゃない

成績がいいってことは、本当に素晴らしいこと。でも、それは「勉強ができる」ということの裏返しでしかありません。スポーツが得意な子もいれば、絵を描くのが得意な子もいる。みんなそれぞれ得意なことがあるんです。

もし、自分が得意なスポーツで、他の友達から「全然できないじゃん」なんて言われたら、どう感じるでしょうか？きっと、すごく嫌な気持ちになりますよね。

周りの人の気持ちを考えてみよう

成績が上がったことを、家族みんなで喜んでるのは、本当に素晴らしいこと。でも、それはあくまで「うち」の中でだけの話。学校には、成績に伸び悩んでいる子もいるかもしれません。

もし、自分が成績が伸び悩んでいるときに、周りの子が自分の前で「私、100点だったよ～」なんて話しながら、高得点のテストを見せびらかされたら、どう思うでしょうか？きっと、すごく悲しい気持ちになるはずです。

みんなに嫌われてしまうかも？

成績がいいことを自慢したり、友達を見下したりしていると、いつの間にかみんなから嫌われてしまうかもしれません。そうなると、友達がいなくなってしまうだけでなく、困ったときに助けてくれる人がいなくなってしまうかもしれません。

どうすればいいの？

成績がいいことは素晴らしいことだけど、それを自慢したり、見下したりするのは、決してカッコよくないこと。それよりも、もっと大切なことがあるはずです。

• 自分が勉強に費やしている時間は、他の友達が別のことに費やしている時間
  例えば、絵を描いたり、スポーツをしたり。みんな、それぞれ得意なことがあるんです。
• 人間は助け合いながら生きている
  誰だって一人で生きていくことはできません。みんな、お互いを尊重し合い、助け合いながら生きていくことが大切です。
• 誰でもすごいところを持っている
  成績がいい子もいれば、優しい子もいる。面白い子もいる。みんな、それぞれ素晴らしいところを持っているんです。

成績がいい子としての立ち振る舞い

成績がいい子だからこそ、周りの人に気を配ることが大切です。

• あんまり喜びすぎない
  成績が上がったことを、一人で喜んでしまうのはダメではありません。でも、周りの人のことを考えて、控えめに喜ぶようにしましょう。
• 成績上位者としての配慮が必要
  成績が良かったら、みんなから質問されることもあります。そんな時は、丁寧に教えてあげましょう。
• そもそもカッコ悪い
  成績がよくて自慢したり、威張ったり、見下したりしている人は、単純にかっこ悪いんです。自慢したりしなくても、周りの人はあなたのことをちゃんと見ています。
• 聞かれたことに答える
  もし、友達から「どうしてそんなに成績がいいの？」と聞かれたら、正直に答えてあげましょう。でも、自慢話にならないように気をつけましょう。
• 一緒に喜ぶのはとてもいいと思う
  成績が良かったら、友達と一緒に喜んであげましょう。お互いを励まし合い、切磋琢磨しながら、もっと高い目標を目指していけるような関係を築きましょう。
• 成績が勝った負けたの内容はしないほうがいい
  もちろん、仲がいい友達であれば、成績の話をするのも良いかもしれません。でも、あまりにも成績の良し悪しを気にしすぎると、友達との関係がギクシャクしてしまうこともあります。

まとめ

成績が上がったことは、本当に嬉しいこと。でも、それだけで満足してはいけません。周りの人に感謝の気持ちを持ち、謙虚な気持ちを忘れずにいたいものです。

成績がいい子というのは、単に勉強ができる子だけではありません。周りの人を思いやることができる子こそ、本当の意味で「すごい子」なのではないでしょうか。

私も、息子には、成績がいいことを自慢するのではなく、謙虚な気持ちを忘れずに、周りの人を大切にしてほしいと思っています。