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こんにちは!ブログにお越しいただきありがとうございます😊
小学6年生の息子(さめくん)と小学5年生の娘(くまちゃん)を育てている、ごく普通の40代主婦です。
あっという間に小学6年生の秋ですね。
うちの息子もいよいよ本格的な中学受験の追い込みシーズンに突入しました。私は毎日、溜まる大量のテキストと格闘しています。
夏の頑張りを土台に、秋からは「合格へ直結する勉強」にシフトしていきたいところ。でも、何から手をつけるべきか、何を捨てるべきか、本当に悩みますよね。
特に、この時期になると「あれもこれも」と手を広げたくなって焦りがち。
そこで今回は、わが家が実践している、四谷大塚さんのテストを参考にしながら進める「正答したい問題」に絞った効率的な勉強法をご紹介します。
1. 大前提!塾の宿題は「完璧」に
秋以降、過去問や弱点対策に時間が取られますが、まずはベースとして塾の宿題は絶対に手を抜いてはいけません。
宿題は、その週に習った内容の定着をはかるためのもの。ここがグラついていると、どれだけ応用問題をやっても砂上の楼閣になってしまいます。
わが家では、まず塾の宿題を週末までに完璧に終わらせることを最優先。
ただ、ここでいう「完璧」とは「全問正解」ではなく、「理解した上で提出する」という意味です。間違えた問題は、理解できるまで必ずとき直しをしましょう。
2. 合否を分ける!「正答したい問題」の見つけ方
宿題が終わったら、いよいよ志望校合格に直結する復習です。
膨大な問題の中で、一番時間をかけるべきは「正答したい問題」のとき直し。
「正答したい問題」とは?
一言でいうと、**「みんなが解けているのに、うちの子が間違っている問題」**です。
実は、中学受験においては、みんなが間違えるような難しすぎる問題(=捨て問)を解けることよりも、「正答できるはずの問題を、いかに落とさないか」が合否を分けます。特に、難関校以外を目指す場合、基本〜標準問題を確実に得点することが大切なんです。
どうやって見つけるの?
わが家は、塾のテスト(週テスト、組分けテスト、合不合判定テストなど)の学習診断表を徹底的に活用しています。
この診断表には、各問題の正答率が載っていますよね。この正答率と、目指す偏差値を照らし合わせて、**「とき直すべきライン」**を決めます。
| 目標偏差値 | とき直しの目安となる正答率 |
| 偏差値50以上を目指す | 正答率50%以上で自分が間違った問題 |
| 偏差値55以上を目指す | 正答率40%以上で自分が間違った問題 |
| 偏差値60以上を目指す | 正答率30%以上で自分が間違った問題 |
| 偏差値65以上を目指す | 全部(基礎の取りこぼしがないか確認) |
例えば、子供が偏差値55あたりを目指しているとしたら、正答率40%以上の問題で間違っていたら、それは**「みんなが解けているから、絶対に落としちゃいけない問題」ということになります。逆に、正答率が10%のような捨て問**は、今は気にしなくても大丈夫。

3. 具体的な「正答したい問題」とき直しのルーティン
ステップ1:成績表のピックアップと苦手分野の炙り出し
- 小学6年生になってからの週テスト、組分けテストの成績表を全て打ち出します。
- 各教科のテストで、子供の偏差値が低かったテストから順番にピックアップしていきます。
- 偏差値が低い=苦手な分野なので、集中的に手をつけます。
- ピックアップしたテストの問題を、四谷大塚のサイトからプリントアウトします。
- 注意! 苦手教科ばかりにならないよう、まずは全教科2回ずつを目安に。
ステップ2:印刷とチェックの効率化
印刷するときは、2in1(1枚の紙に2ページ分印刷)で両面印刷にすると、紙の節約になります。大量印刷するので、わが家は少しグレードの高い両面印刷・2in1対応・印刷速度が早いプリンターを使ってます。
(ちなみに、安価なプリンターは本体は安くてもインク代が高くてトータルコストが高くなる場合があるので、コスパを考えるなら、本体が高くてもインクが安くて大容量のものを選ぶのがおすすめです!)
プリントアウトした問題に、学習診断表と照らし合わせながら、前述の基準で洗い出した**「正答したい問題」にマーカーでチェック**を入れていきます。
ステップ3:とき直しと復習ナビの活用
- チェックした問題だけを、とき直し専用のノートに解きます。
- ノートにするのは、二度三度ととき直す可能性があるからです。
- 正答できたらOK!
- 間違ったり、解くのに時間がかかりすぎた場合は、**四谷大塚の「復習ナビ」**の出番です!
- 親が説明するより、プロの先生の解説はわかりやすい!時間も短縮できるので、親の負担も大幅に減ります。復習ナビは優れモノなので、ぜひ活用してください。
- そして、次の日には、前日に間違った問題をもう一度とき直し!これで定着度がグンと上がります。

4. 教科別!とき直しの注意点
算数:「時間」を意識して
算数は、ひたすら解くだけではなく、時間を意識して取り組ませています。
**「志望校の入試で、この難易度の問題にかけられる時間は何分か?」**を常に考えさせます。
もし、時間をかけすぎていると感じたら、無理に粘らず、一度復習ナビで解き方や考え方を理解してから、時間を測って再度解くようにしています。
理科・社会:「暗記ノート」で知識を確実にする
理科や社会で暗記が必要な問題については、必ず専用の暗記ノートにまとめています。
「なぜ間違えたのか?」「この用語の意味は?」を簡潔にまとめさせることで、アウトプットの練習にもなります。この暗記ノートこそ、試験当日や受験直前にサッと見直せる最強の武器になりますよ!
5. おわりに
秋以降は、親も子も精神的に辛くなる時期です。でも、周りの受験生も同じように頑張っている!
無理のない範囲で、効率的に合格へ近づく勉強法を見つけて、一緒に頑張りましょう!
これからもこのブログでは、中学受験を目指す中での体験記事、他には過去の子どもたちへの教育でこんなことを試して、こんな効果がでたとか失敗したとかなどの体験記事、今まで読んだ教育に関するとても参考になった本の紹介記事などを書いていきたいと思っています。
同じように中学受験を目指すご家族や幼稚園や小学生低学年の子供を持つ親御さんにぜひ読んでもらいたいです。
これからもどうぞよろしくおねがいします。
