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こんにちは!ブログにお越しいただきありがとうございます😊
小学6年生の息子(さめくん)と小学5年生の娘(くまちゃん)を育てている、ごく普通の40代主婦です。
組分けテストが近づいてきた時期、お子さんの様子で気になることはありませんか? 我が家の小学6年生の息子も、ちょうど1週間前くらいから、なんだかソワソワし始めるんです。
受験が近づくと現れる、メンタル面の揺らぎ
受験という大きな目標が近づいてくると、学力だけでなく、メンタル面のケアが本当に大切になってくると改めて感じます。特に、真面目に取り組んでいる子ほど、プレッシャーを感じやすいのかもしれません。
5年生の後半くらいの組分けテストから、息子にも少しずつナーバスな様子が見られるようになりました。それが、受験学年になり、回数を重ねるごとに顕著になってきたように思います。
テストが近づくと、本人なりに「やらなきゃ」という気持ちはあるものの、様々なプレッシャーがのしかかってくるのでしょうね。
頭の中が「やらなきゃ」と「やりたい」で大渋滞!
組分けテスト前にやるべきこと、それはもう山のようにありますよね。
- 塾の宿題
- 学校の宿題
- 組分けテスト対策
- 国語、算数、理科、社会…各教科の復習
- 過去問を解く
- 間違えた問題の直し
一方、子どもだって「やりたい」ことがあります。組分けテストで少しでも良い結果を出したいという気持ちから、あれもこれも手を付けたくなってしまうんですよね。
でも、全部含めて考えると、どうしても時間が足りない! 頭の中が「あれもやらなきゃ」「これもやらなきゃ」でいっぱいになって、パンク寸前。
その結果、うちの息子はというと…。
- なんだか落ち着きがなく、ふわふわした状態に
- 焦るばかりで、何から手をつけていいかわからず立ち尽くす
- 最終的には、不安で不安定になって泣いてしまう
…共感してくれる方、いらっしゃいますか?(涙)
親としてできること。ナーバス期を乗り越えるための対処法
こんな状態になってしまったとき、親としてどうすればいいのか、本当に悩みますよね。私も試行錯誤しながら、いくつか効果があった対処法をご紹介したいと思います。
1.やるべきこととやりたいことを「見える化」して優先順位をつける
まずやったことは、本人と一緒に、組分けテストまでに「やるべきこと」(塾や学校の宿題など)と「やりたいこと」(各教科の復習、過去問など)をすべて紙に書き出すことでした。
そして、それらに優先順位をつけてみました。「これは絶対に今日やる」「これは明日でも大丈夫」「もし時間が余ったらやろう」というように。
こうして頭の中を整理し、視覚化することで、本人も「こんなにたくさんあるんだ」と全体像を把握でき、少し落ち着けたようです。
大切なのは、「全部やらなきゃ」と思わせないこと。「完璧を目指さなくていい」「今できることをやろう」という声かけも忘れずに。
2.思い切って「休ませる」という選択肢
精神的に追い込まれている状態では、どんなに頑張ろうとしても効率は上がりません。むしろ、逆効果になることだってあります。
もし、お子さんがかなりナイーブになっていると感じたら、思い切って休息させることも大切です。
「今まで十分頑張っているよ」「組分けテストがすべてじゃない」「このテストは、ここ5週間の頑張りの結果を見るものだよ。1週間の付け焼き刃は本当の実力じゃないからね」と声をかけてあげました。
3.物理的に時間が足りないなら…「学校を休む」という決断(※各家庭の考え方によります)
これは本当にご家庭ごとの考え方があると思いますが、我が家では、どうしても物理的に時間が足りず、子どもの精神状態が不安定なようであれば、「学校を休む」という選択肢も視野に入れることにしました。
中学受験という特殊なことに挑戦している今だからこそ、割り切って考えることも必要かもしれません。
もちろん、「学校を休んで塾の勉強」という考えに抵抗がある方もいらっしゃると思います。でも、学校を休むことで子どもの精神が落ち着き、やりたいことに時間を使えることで満足感を得られるなら、それは「あり」なのではないかと私は考えます。
休んだ時間を完全に休息に充てるのも良いでしょう。大切なのは、子ども自身が「何がしたいか」を尊重すること。学習に当てるとしても、親が押し付けるのではなく、本人の意思を尊重することが大切です。押し付けてしまうと、余計に不安定になる可能性もありますから。
我が家の組分けテスト前、こうして乗り越えました
今回の組分けテスト前、我が家では以下の3つの対処法を試してみました。
- やるべきこととやりたいことを書き出して優先順位をつける
→ 結果、息子は少し落ち着きを取り戻し、就寝までの時間を比較的集中して過ごせていました。 - 不安定な様子が見られたので、早めに就寝させた
→ 親として、子どもの健康が一番大切です。寝る前に「時間がない」という不安を解消するため、次の日の学校は遅刻して行くことを提案しました。 - 次の日、実際に学校を遅刻して行くことに
→ 前日に提案したことで、息子は少し安心して眠れたようです。遅刻してできた時間の使い方は本人に任せました。結局、休憩を挟みながら勉強することを選び、休憩時間には近所の公園へ。外の空気を吸ってリフレッシュできたようです。
これらの対処法を行った結果、組分けテスト当日、息子は以前よりも落ち着いた表情で会場に向かうことができました。やるべきこと、やりたいことをある程度消化できたことで、心の余裕が生まれたのかもしれません。
組分けテスト前のナーバス期は、親にとっても辛い時期ですが、お子さんの頑張りを認め、寄り添い、サポートしていくことが大切だと改めて感じました。
同じように悩んでいるご家庭の、少しでも参考になれば嬉しいです。一緒にこの時期を乗り越えていきましょう!
これからもこのブログでは、中学受験を目指す中での体験記事、他には過去の子どもたちへの教育でこんなことを試して、こんな効果がでたとか失敗したとかなどの体験記事、今まで読んだ教育に関するとても参考になった本の紹介記事などを書いていきたいと思っています。
同じように中学受験を目指すご家族や幼稚園や小学生低学年の子供を持つ親御さんにぜひ読んでもらいたいです。
これからもどうぞよろしくおねがいします。