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こんにちは!ブログにお越しいただきありがとうございます😊
小学6年生の息子(さめくん)と小学5年生の娘(くまちゃん)を育てている、ごく普通の40代主婦です。
最近の我が家の大きなトピックは、なんといっても来年に控えた息子の中学受験! 本人はいたってマイペースなのですが(それが救いでもあり、心配の種でもあり…😅)、親の私の方がなんだかソワソワ、ドキドキする毎日です。
そんな中、先日息子からポツリと聞かれたんです。 「ねぇ、ママ。勉強って、なんでしなくちゃいけないの?」
正直、ドキッとしました。 「いい学校に行くためよ!」とか「将来困らないようにするため!」とか、つい言いそうになるのをグッとこらえて(笑)。
だって、そんな答えじゃ、きっと息子の心には響かないだろうなと思ったんです。 私自身、子供の頃に同じような疑問を持ったとき、大人からそんな風に言われても「ふーん」としか思えなかった記憶があります。
皆さんは、お子さんに「勉強って何のため?」って聞かれたら、なんて答えていますか? これ、意外と難しい質問ですよね💦
今日は、私なりに考えた「勉強する意味」について、そして、そんな時に出会った一冊の本について、皆さんと共有できたらなと思います。 中学受験を控えたお子さんを持つ方はもちろん、まだ小さいお子さんを育てているパパさん、ママさんにも、何か少しでもヒントになれば嬉しいです。
「勉強する意味」に悩む母が出会った一冊の本
息子に問いかけられて以来、「勉強する意味」について、改めて考えるようになりました。 そんなモヤモヤを抱えていた時に、ふと本屋さんで手に取ったのが、喜多川泰さんの**『手紙屋 蛍雪篇』**という本でした。
(喜多川泰さんの本は、以前『賢者の書』などを読んで、温かい気持ちになったのを覚えていたんです。)
この『手紙屋 蛍雪篇』、まさに「勉強する意味」に真正面から向き合った物語。 主人公の高校生が、「手紙屋」と名乗る不思議な人物との文通を通して、勉強への向き合い方、そして人生について学んでいくのですが…もう、これが、今の私の心にグサグサ刺さるんです!😭
特に印象的だったのが、
勉強することは、道具を手に入れることなんだ。 そして、道具は使う人次第で、人を幸せにすることも、不幸にすることもできる。
なるほど…!と思いました。 勉強って、知識やスキルという「道具」を手に入れること。そして、その道具をどう使うかが大事なんだ、と。
例えば、包丁だって、美味しい料理を作るために使えば人を幸せにするけれど、使い方を間違えれば人を傷つけてしまう。それと同じなんだな、って。
この本は、高校生向けに書かれているけれど、いやいや、私たち親世代が読んでも、ハッとさせられることばかり。 子どもたちがもう少し大きくなって、自分で読める年齢になったら、ぜひ読んでほしいなと思っています。もちろん、今、子育てや中学受験で悩んでいる親御さんにも、心からおすすめです!
改めて考える、「勉強する意味」ってなんだろう?
『手紙屋』を読んで、私なりに「勉強する意味」を整理してみました。 もちろん、これが唯一の正解!というわけではないけれど、息子や娘に話すときの、私なりの「軸」にしたいなと思っています。
1. 自分を成長させてくれる魔法!~自己成長・能力向上~
- 知識やスキルがどんどん増える!
単純に、知らなかったことを知るのは面白いですよね!「へぇ~!」って思う瞬間、大人になってもワクワクします。昆虫博士の息子や、お絵描きが得意な娘を見ていると、好きなことを学ぶって、目をキラキラさせるんだな、って実感します。 勉強で得た知識やスキルは、自分の可能性を広げて、人生を豊かにしてくれる「宝物」になるはず。 - 考える力、解決する力がアップ!
算数の問題を解いたり、国語の文章を読み解いたりする中で、自然と「考える力」って鍛えられますよね。どうしてそうなるんだろう?って考えたり、どうすれば解決できるかな?って工夫したり。 この力って、勉強だけじゃなくて、友達とケンカした時にどう仲直りするかとか、お小遣いをどう使うかとか、生きていく上でいろんな場面で役立つ「生きる力」そのものだと思うんです。 - 「できた!」が自信につながる!
苦手な計算ができるようになったり、難しい漢字を覚えられたり。小さな「できた!」の積み重ねって、すごく大事。目標に向かって頑張って、それを達成できた経験は、「やればできる!」っていう自信につながりますよね。この自信が、これからいろんなことに挑戦していくためのエネルギーになるはず! 諦めずに続ける力(継続力)や、頑張る力(忍耐力)も、勉強を通して身につけられる大切な力だと思います。
2. 未来のドアを開けるカギ!~将来の選択肢を広げる~
- 行きたい学校、やりたい仕事を選べる可能性が広がる!
これは、やっぱり現実的な話としてありますよね。勉強を頑張ることで、行ける学校の選択肢が増えたり、将来就きたい仕事に就ける可能性が高まったり。 「選択肢が増える」っていうのは、すごく大事なことだと思うんです。将来、子どもたちが「これがやりたい!」って思ったときに、その夢に挑戦できる可能性を高めてあげる。そのための「パスポート」みたいなものかな、と。 - 社会で活躍するための基礎ができる!
読み書き計算はもちろん、理科や社会で学ぶ知識も、世の中の仕組みを知ったり、社会の一員として生きていったりするために、とっても大切。 すぐに役立つことばかりじゃないかもしれないけれど、いろんな知識の引き出しがあることで、社会に出たときにきっと役に立つはず。 - 夢を叶えるための武器になる!
将来、大きな夢や目標ができたとき、勉強で培った知識や考える力、努力する力は、その夢を叶えるための強力な「武器」になります。
3. 誰かの役に立てる力!~社会貢献~
- 自分の学びが、社会を良くする力になるかも!
これは、少し大きな話になるけれど、勉強して身につけた知識やスキルは、いつか誰かの役に立ったり、社会をより良くするために使えたりする可能性がありますよね。 お医者さんになって病気の人を助けたり、研究者になって新しい技術を開発したり、先生になって次の世代の子どもたちを育てたり…。 自分の「好き」や「得意」を活かして、誰かの役に立てるって、すごく素敵なことだと思うんです。 - 世の中の問題を考えるきっかけに!
ニュースで見るような環境問題や社会の課題も、勉強を通して「なぜ?」と考えるきっかけになります。どうすればもっと良い社会になるんだろう?って考える視点を持つことも、勉強の大切な意味の一つかな、と思います。
4. 人生がもっと面白くなるスパイス!~その他~
- 「知りたい!」気持ちを満たしてくれる!
「なんで空は青いの?」「昔の人はどんな暮らしをしていたの?」 子どもたちの尽きない「知りたい!」に応えてくれるのも、勉強の楽しさですよね。知的好奇心が満たされる喜びって、いくつになっても新鮮! - 世界が広がる!
いろんな分野の勉強をすることで、今まで知らなかった世界が見えてきます。歴史を知れば昔にタイムスリップした気分になれるし、外国語を学べば違う文化に触れられる。自分の視野がぐんぐん広がっていくのを感じられるはず。 - 人生が豊かになる!
勉強を通して得た知識や経験、努力した記憶、達成感…それら全てが、これからの人生をより深く、より面白くしてくれる「彩り」になるんじゃないかな、と思います。
まとめ:答えは一つじゃないけれど…
改めて考えてみると、「勉強する意味」って、本当にたくさんありますね。 そして、その意味は、子どもの年齢や興味、将来の夢によっても、きっと変わってくる。
だから、「これが正解!」って押し付けるんじゃなくて、子ども自身が、学びを通して自分なりの「勉強する意味」を見つけていってくれたらいいな、と思っています。
そのためにも、親としては、勉強を「やらなきゃいけないもの」として捉えるだけじゃなく、 「知るって面白いね!」「頑張ってるね!」って、ポジティブな声かけを意識していきたいな、と改めて思いました。(…と、自分に言い聞かせています😅)
中学受験は、親子で乗り越える大きなチャレンジ。 大変なことも多いけれど、この経験を通して、息子が、そして私たち家族が、何か大切なものを見つけられたらいいなと思っています。
皆さんのご家庭では、「勉強する意味」について、どんな風にお話しされていますか? もしよかったら、コメントなどで教えていただけると嬉しいです😊
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
これからもこのブログでは、中学受験を目指す中での体験記事、他には過去の子どもたちへの教育でこんなことを試して、こんな効果がでたとか失敗したとかなどの体験記事、今まで読んだ教育に関するとても参考になった本の紹介記事などを書いていきたいと思っています。
同じように中学受験を目指すご家族や幼稚園や小学生低学年の子供を持つ親御さんにぜひ読んでもらいたいです。
これからもどうぞよろしくおねがいします。