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どうもーみなさん、こんにちは!!
5年生さめくん(息子)と4年生くまちゃん(娘)の年子兄妹の子育て奮闘中のさきです。
今回はライトナーシステムについて、紹介します。
ライトナーシステムという言葉を聞いたことがありますか?
私もある本を読むまで知りませんでした。その本は
「中学受験 7つの㊙勉強法」
著者: マジック先生
という本で、この本の中にライトナーシステムが紹介されていました。
よく暗記方法で挙げられるのが、単語帳ですが、単語帳での暗記は、覚えたことも繰り返し暗記していきますが、このライトナーシステムでは覚えられないことは毎日、覚えたものは感覚を空ける、そして覚えたものはどんどん卒業していくという超効率的な方法になっています。
覚えたことも繰り返し頭に刷り込んでいくことももちろん無駄ではありませんが、そんな時間が積み重なれば、多大な時間になってしまいます。
このライトナーシステムは、時間が限られている受験生には最適な方法となっていますので、是非試してみてください。
それでは「ライトナーシステム」の具体的な方法を説明していきます。
1 5つの箱を用意 し、それぞれに「1番」~「5番」 までの番号を振る。
2 暗記カードを作り(表に意味、裏に単語など)、1日目は全て「1番」の箱に入れる。
3 次の日から暗記カードを見て正解するたびに、その単語カードを入っていた箱の数字より 1つ大きい数字の箱(次の箱。1番に入っていたら2番)に移動させる。
4 2日目以降は、箱によって復習頻度を変える。
簡単に順序を説明するとこんな感じです。ここからは補足です。
このシステムの最大のポイントは「4 2日目以降は、箱によって復習頻度を変える。」ということです。
効率的な復習頻度は
1番の箱は毎日、
2番の箱は1日おき(奇数日など)
3番の箱は3日おき(3の倍数日など)
4番の箱は7日おき(日曜日など)
5番の箱は15日おき(15日と月末)
復習頻度を変えることで、覚えられていないものは復習頻度が高く、覚えられているものは徐々に復習頻度が低くなります。この方法により、覚えていることに割く時間を最小限にしていきます。最終的に5番の箱でも正解することができたら、その内容は完璧に覚えることができているので、「合格」となり、復習の必要はありませんので、別の箱にストックしていきます。
・卒業するまでに一度でも間違えてしまった場合は、どの箱にあったとしても1番の箱に戻します。
「覚えた」って思っても忘れてしまうことも、もちろんあります、人間だもの。そんなときには1番から再出発です。
こうすることで、完全に覚えきれてないものを繰り返し繰り返し復習することができます。
・我が家の暗記カードは名刺サイズとしています。単語帳より情報を多く書き込むことができるのがメリットです。
・新しい暗記カードはいつでも追加OKで、「1番」の箱に入れます。
・カードの移動は 1日1回 とします。1日に複数の箱を行うことがありますが、このときカードが混ざらないように注意が必要です。この場合は、数の多い箱からやっていくとうまくいきます。例えば「今日は、1番、3番、4番の箱をする日」であれば、4番→3番→1番という順番でやっていきます。
・この箱の中に ・国語の漢字や熟語、ことわざ ・社会や理科の重要語句 ・算数や数学の問題(裏に解き方と答え) など、複数の教科のカードをあえて混ぜてやることで、 インターリーブ学習 の効果も得られるというメリットもあります。そしてなにより、教科別にわけなくてよいので面倒くさくありません。
インターリーブ効果とは、あえて異なる内容(単元や教科)を交互に勉強することで、より効率的にする方法のことです。
ここで我が家の暗記カードを紹介します。
我が家の暗記カードはこんな感じです。(字が汚い・・・)ボックスは、100均の整理ボックスを使って、カードの多い少ないによって、仕切りを移動させています。
暗記カードには、国語の漢字、慣用句、ことわざ、理科社会の重要ワードが入っています。また、週テストや組分けテストで間違ったところや覚えておきたいことをどんどん追加しています。
まとめ
この方法だと、単語帳が分厚くなりすぎたり、使っていない単語帳が無駄になったりということがなくなります。
なにより、どんどん覚えたものは卒業していくので、覚えたものに時間を使わなくてよくなり、超効率的に暗記していくことができます。受験生にとって、時間は限られてますからね。有効に効率良く使わなくてはいけません!
このやり方を取り入れてから、我が家のさめくんの理科、社会の得点は爆上がりで、そしていい状態を維持しています。
そしてさらにさらになんと四谷大塚のBクラスからCクラスに上がりました〜〜〜!!Cの壁は高いですからね〜よく頑張りました!!
ほんとにこの暗記の方法はおすすめです。是非試してみてください!!
これからもこのブログでは、中学受験を目指す中での体験記事、他には過去の子どもたちへの教育でこんなことを試して、こんな効果がでたとか失敗したとかなどの体験記事、今まで読んだ教育に関するとても参考になった本の紹介記事などを書いていきたいと思っています。
同じように中学受験を目指すご家族や幼稚園や小学生低学年の子供を持つ親御さんにぜひ読んでもらいたいです。
これからもどうぞよろしくおねがいします。