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どうもーみなさん、こんにちは!!
5年生さめくん(息子)と4年生くまちゃん(娘)の年子兄妹の子育て奮闘中のさきです。
今回は「子供のやる気を引き出す具体的な方法」について紹介したいと思います。
なかなかモチベーションを維持して、継続してなにかをするって大人でも難しいですよね。子供だと余計に難しいのは想像できると思います。
やはり、モチベーションをある程度親がコントロールしてあげることが大事です。
今回皆さんに、お伝えしたい「やる気を引き出す具体的な方法」は
1 夢や中長期の目標を定期的に思い出させる
2 夢や中長期の目標を強くイメージさせる
3 近い目標を一緒に考える
4 危機感をもたせる
5 気分転換させる
この5つです。
一つずつ具体的に説明していきますね。
1 夢や中長期の目標を定期的に思い出させる
中学受験を目指した子供本人の目標を定期的に思い出させてあげましょう。「夢や目標は、紙に書くと叶う」といいますが、これは、夢や目標をしっかり覚えているからだそうです。紙に書いて、机に貼っておくことは、おすすめです。
また、忘れてしまった頃に、夢について、聞いてみるのもいいですね。頭で考えるのと、口に出して言ってみるのでは全然違います。アファメーションといって、“自己達成予言”とも呼ばれ、自分の理想やポジティブな未来、目標達成した状態を思い描き、言語化して繰り返し宣言することで、自己暗示の効果があります。頻繁に聞きすぎるとウザがられるかもしれませんので注意が必要です。
2 夢や中長期の目標を強くイメージさせる
上の内容に似ているようですが、少し違います。「夢や中長期の目標」は、かなり先のことなので、ぼんやりしています。一番強烈にイメージできるのが、体験です。
ここで我が家の紹介ですが、さめくんは、パイロットになることが夢です。強くイメージさせるために、まず飛行機に乗って、旅行してみました。次に、シュミレーターといって、大きい空港で体験できる実際のパイロットが訓練で使っている機械で疑似体験させてもらいました。このとき、本物のパイロットの方が、横で説明しながら、操作を教えてくれました。実際にパイロットにも会えたし、(わたしもいままで一度も会ったことなかった)疑似体験もさせてもらえたし、親にとっても素晴らしい経験でした。今でもたまに、その時の話をうれしそうにしてくれるので、強烈に印象に残っているんだと思います。
目標の中学校が決まっている場合は、オープンキャンパスや学校説明会に行くと、イメージが強くなると思います。また、写真を貼ることも、ビジュアライゼーションといって、効果があるそうです。目標で書いた字を見るより、写真を見る方が当然イメージが湧きやすいですよね。
3 近い目標を一緒に考える
「夢や中長期の目標」がイメージできても、まだまだぼんやりしています。次はスモールステップで近い現実的な目標、よりはっきりした目標を子供と一緒に考えましょう。例えば、「次の算数のテストで何点取る」とか、「上位クラスにあがる」とかです。少し頑張れば、達成できる目標がいいですね。さめくんの通っている四谷大塚準拠塾は、毎週テストなので、近い目標は立てやすいです。
達成した時には、しっかり褒めてあげましょう。ここでの注意点は、「結果ではなく、過程や努力を褒める」ということです。そうすると新しいことに挑戦できる力が育ちます。結果を褒めることが続くと、失敗を恐れ、「結果がでない難しい挑戦」を避けるようになるそうなので気をつけましょう。
目標達成時のご褒美は、微妙なところですね。頻繁にあげすぎると、ご褒美のために勉強するようになってしまいます。続けば、ご褒美がなければ、勉強しないなんてことになりかねません。ご褒美のような外発的なモチベーションは、効果の即効性はありますが、持続性はないそうです。半年とか1年に1回くらいがちょうどいいのかと思いますが、このあたりは子供の性格にもよると思います。ご褒美をあげるときには注意してください。
話を戻して、このようにちょっとずつの達成の積み重ねが、自信につながり、やる気もアップにも繋がります。少しずつ階段を登っていくように志望校合格や夢に近づいていくでしょう。
4 危機感をもたせる
ここでネガティブなことが出てきましたが、あまり危機感をあおる必要はありませんし、調子がいい時は、不要なことだと思います。危機感を煽りすぎてしまうと、逆に悪影響が出てしまうかもしれません。
テストの結果が出たときなどに、現在の実力、今のクラスでの志望校への合格率の事実を感情的にならずに冷静に伝えましょう。
ちなみにさめくんが通っている塾は、4つのクラスがあって、上の2つのクラスに在籍しているとほぼ志望校に合格、下から2番めだと50%、一番下だと0%だと先生に言われているので、さめくんにも伝えています。さめくんは上位2クラスを目指して頑張ってます。
5 気分転換させる
「短い時間の気分転換」
短い時間の気分転換とは、学校の休み時間のようなもので、集中が切れてきたときに、休憩や違うことや好きなことをする時間を挟んで、集中力を取り戻します。長時間の学習は、集中力が低下し、学習効率も低下します。大人の仕事も同じですが、効果的に休憩を取って、集中力を取り戻して、タイパをあげましょう。
時間割を決めてしまうのも有効な手段だと思います。25分集中して勉強、そして5分休憩するポモドーロ・テクニックがあります。生産性をあげるための必殺技らしいです。これは、勉強だけでなく、仕事にも使えるのでぜひ試してみてください。
休憩は、普通に休むのもいいのですが、おすすめは、散歩やなわとびの運動ですね。散歩は、歩いていると、血行も良くなって、頭の中が整理されるそうですよ。
我が家は、体力づくりも兼ねて、なわとびを取り入れています。(パパさん担当ですが・・・)10分でもまあまあの運動になるとのこと。さくっとまあまあの運動ができるのがメリットですね。
「長い時間の気分転換」
長い時間の気分転換とは、旅行やお出かけのような非日常のことです。普通なら土日に休んでリフレッシュするところですが、中学受験を目指している子供はそうも行きません。土曜日も塾でテスト、帰るとテストの復習に、日曜日は、月曜日の塾の宿題・・・かなり追われてますね(汗)間違いなく少しずつストレスが少しずつ溜まってきているはずなので、ガス抜きが必要です。まとまった休みや日曜日の午後などに、リフレッシュさせてあげましょう。煮詰まっているようであれば、塾を休ませて、リフレッシュするのもありだと思います。
まとまった休みがあるのであれば、やっぱり旅行がいいですね。完全に非日常なので、安宿の貧乏旅行でも大喜びしてくれます。体験が伴うので、訪れた都道府県を子供たちはしっかり覚えてくれています。とはいうものの、なかなか経済的にも時間的にも頻繁には難しいですよね。(泣)
一日や半日のお休みであれば、ハイキングやキャンプがおすすめです。身体を動かすこともリフレッシュになるし、自然の中にいると短時間でもかなり癒やされます。さらに、キャンプでは、非認知能力といわれる「自己肯定感」「実行機能」「レジリエンス」「創造性」が養われ、脳科学的にも子供の脳にとってもいいらしいです。
まとめ
やる気を引き出す具体的な方法5つ、いかがだったでしょうか。振り返ってみましょう。
1 夢や中長期の目標を定期的に思い出させる
2 夢や中長期の目標を強くイメージさせる
3 近い目標を一緒に考える
4 危機感をもたせる
5 気分転換させる
今回紹介した方法を試してもらい、一つでもみなさんの子供さんのモチベーションにつながれば、幸いです。
これからもこのブログでは、中学受験を目指す中での体験記事、他には過去の子どもたちへの教育でこんなことを試して、こんな効果がでたとか失敗したとかなどの体験記事、今まで読んだ教育に関するとても参考になった本の紹介記事などを書いていきたいと思っています。
同じように中学受験を目指すご家族や幼稚園や小学生低学年の子供を持つ親御さんにぜひ読んでもらいたいです。
これからもどうぞよろしくおねがいします。