«当記事には、広告を含む可能性があります。»
どうもーみなさん、こんにちは!!
5年生さめくん(息子)と4年生くまちゃん(娘)の年子兄妹の子育て奮闘中のさきです。
今回は「中学受験での親の心得」について紹介したいと思います。
「中学受験での親の心得」と聞いて、みなさんはどのようなことを思い浮かべたでしょうか?まだ、さめくんが、中学受験を目指し始めて少ししか経っていませんが、どんなことに気をつけるべきか、中学受験への考え方をいろいろ調べて、パパさんとも相談してまとめてみました。
結論
1 子供の気持ちが一番大事
2 親の最大の役割は、子供の心身のケア
3 親ができることは限られていると認識する
この3つだという結論にたどり着きました。
具体的に説明していきますね。
1 子供の気持ちが一番大事
中学受験は、「親の受験」とまで言われていますが、実際に受験するのはもちろん子供本人です。あくまでも本人の気持ちが伴ってこその中学受験です。「親が先走って、子供が置き去り」なんて状況は、親にも子供にもいいことはありません。
まずは、なぜ子供本人は、中学受験を目指したのか?なぜ親は中学受験をさせたいのか?を明確にしたほうがいいと思います。意外と時間が経って、日々の勉強、テストに追われるようになると忘れてしまいがちですよね。初心忘れるべからず!!
ちなみに、我が家の場合、
・さめくんは「パイロットになりたい」という夢を叶えるため、可能性を広げられる中学受験を目指す。
・私とぱぱさんは、「さめくんの夢や挑戦を応援したい」
というのが理由です。
2 親の最大の役割は、子供の心身のケア
中学受験じゃなくても、親の最大の役割は、子供の心身のケアだと言えるでしょう。中学受験では、これがさらに大事になってきます。
それは、
・通塾や家庭学習で、規則正しい生活リズムが崩れがち
・中学受験という今までの人生の中での一大イベントによるストレス
ということが通常の生活に加えて、考えられるからです。
栄養バランスの取れた食事管理、睡眠時間の管理、ストレス管理、これが3大重要管理じゃないでしょうか?
中学受験は、健康やメンタルを壊してまでする必要はないですよね。
中学受験なんて、しなくても全然生きていけますからね。こんな大変なことに挑戦する子供は、本当にすごい。素晴らしい。
3 親ができることは限られていると認識する
中学受験で親ができることは、本当に限られています。子供のためと思って、干渉しすぎても、逆に干渉しなさすぎてもダメでバランスが大事です。このあんばいがとても難しい。
我が家では、夫婦で今のところいい感じでバランスを取りながら、向き合えてるのかと思っています。
ここで、親ができる具体的なサポートを6つ紹介します。
親ができる具体的なサポート6つ
①子供の心身のケア
②子供の勉強習慣を作る
③勉強のやる気を引き出す
④いつでも助けてあげられる体制
⑤中学受験の情報収集
⑥保護者自身のケア
この6つです。
具体的に説明していきますね。
①子供の心身のケア
上でも触れましたが、子供の心身のケアは、親の最大の役割であり、受験での大事なサポートです。ストレス管理については、できるだけコミュニケーションを多くとり、子供が抱えているストレスを察知してあげることが大切です。
「つらい」とか「しんどい」とか口で直接伝えてくれるとわかりやすいですが、子供自身もなにがつらくて、しんどいのかわかってないですからね。コミュニケーションを通して、観察してあげましょう。定期的に、ストレス発散のためのイベントを取り入れるのがいいと思います。
我が家では、キャンプに行って自然に触れさせたり、公園に行って遊ばせたり、一緒になわとびをしたりしています。まだ一緒に行って楽しんでくれるので、助かります(汗)
②子供の勉強習慣を作る
この際に気をつけることは、間接的に学習習慣を作るということです。直接的に、「勉強しなさい」と言うなど、学習を強制させるようなことは、逆効果になる可能性があります。
具体的には、
・学習環境を整える
空調、勉強しやすい学習机や椅子、整理整頓しやすい本棚など子供と相談しながら、環境を整えていきましょう。
我が家では、2階にさめくんの部屋があるのですが、
移動時間を減らす(もちろんそんなに大きい家ではありませんが・・・(笑)
分からないところがあったら、すぐ聞ける
という理由で、リビングに学習机を設置して、勉強しています。
・学習計画を一緒に立てる
なかなか子供だけでは大量の宿題をこなすための計画を立てることは難しいです。中学受験のための長期的な対策となるとなおさら難しいです。宿題に関しては、初めは一緒に計画を立てて、宿題チェックはしてあげるといいです。塾の授業を重ねるごとに自分でできるように、サポートを少しずつ減らしていきましょう。いずれは自分でできるようになります。
さめくんも、初めは全然計画が立てられなくて、塾前日に宿題が終わらなくて泣いていました。これは「まずい」と思い、計画・宿題チェックのサポートをしました。今では、自分でしっかりできるようになりました。成長、成長!
③勉強のやる気を引き出す
ある程度の子供のモチベーション管理も親のサポートの一つだと思います。子供だけでどんどん机に向かって勉強するという家庭は少ないでしょう。モチベーションが高く、自ら進んでいる時は見守ったので、問題ありません。モチベーションが下がっている時には、親がサポートをしてあげましょう。具体的な方法は少し長くなってしまうので、また別の記事で紹介します。
④いつでも助けてあげられる体制
まだ子供は、困ったときにどうすればいいか分かっていないことが多く、自分でなんとかしようと頑張ってしまいます。親や先生に頼ることができることを伝えておきましょう。精神的な安心を与えることができます。
ここで注意ですが、できる限り困ったことがあったら、自分で伝えて来させるようにしましょう。親は子供の幸せや成功を願っているものです。困ってそうだったら、どんどん助けてあげてしまいます。親が先回りして、解決してしまうと、子供の自発性や問題解決力が養われません。親も困っている我が子を見るのはつらいですが、我慢です。
⑤中学受験の情報収集
スマホやインターネットを使いこなす高学年は、別ですが、基本的に子供には情報収集は難しいです。親が、情報収集してあげて、子供は勉強に集中させてあげましょう。
⑥保護者自身のケア
最後は、保護者自身のケアです。意外とこれ見落としがちです。子供のことを気にかけすぎるあまり、自分や奥様・旦那様のことは、おろそかになりがちです。子供は、両親の体調不良やストレスを敏感に察知します。中学受験は、1〜2年、長かったら3〜4年の期間を必要とする長ーい親子マラソンです。子供だけでなく、保護者の心身のケアにも気をつけましょう。
中学受験での保護者の心のケアで気をつけたいのが、
ということです。
期待しすぎて、結果が伴わないとイライラします。イライラすると親にはもちろん、敏感に察知する子供にも悪影響が出ます。こう考えるのはいかがでしょうか。
・中学受験に挑戦するということは、大多数の小学生がしないすごいこと
・万が一不合格になったとしても、一つのいい経験
・万が一不合格になったとしても、高校受験がある
・万が一不合格になったとしても、公立中学校ではトップクラス
もちろん、合格してほしいという気持ちはあります。しかし、不合格になったとしても、そこで人生終わりではありません。挑戦した人にしか分からない経験が残ります。中学受験の過程で培った忍耐力、学習習慣、継続力、やればできるという成長セットマインドなどなど、これからの人生で活かせるさまざまな能力を身につけることが出来ているはずです。挫折も大事です。挫折から立ち直れば、必ず強い人間に成長します。
実際、パパさんも中学受験で、さめくんが受けようとしている中学に挑戦し、不合格となりました。その時は、人目をはばからず大泣きしたそうです。そこから中学校で、努力して不合格になったその高等部に合格したそうです。今となっては「いい経験だったなあ」なんて遠い目で言ってます(笑)。やるな〜。
結論、万が一不合格になっても諦めなければ大丈夫!「絶対合格させなければ・・・」なんて思う必要ありませんよ
まとめ
「中学受験での親の心得」3つ、いかがだったでしょうか。振り返ってみましょう!
①子供の気持ちが一番大事
②親の最大の役割は、子供の心身のケア
③親ができることは限られていると認識する
親の受験への考え方、取り組みかたで、
「合格したけど、とてつもなくつらい受験だった」になってしまうかもしれないし、
「不合格だったけど、自分のためになるいい受験だった」となるかもしれません。
しかしながら、あんまり深刻に考えすぎずに、肩の力を抜いて頑張っていきましょう。そうすれば、子供も力を抜いて頑張れるはずです。
これからもこのブログでは、中学受験を目指す中での体験記事、他には過去の子どもたちへの教育でこんなことを試して、こんな効果がでたとか失敗したとかなどの体験記事、今まで読んだ教育に関するとても参考になった本の紹介記事などを書いていきたいと思っています。
同じように中学受験を目指すご家族や幼稚園や小学生低学年の子供を持つ親御さんにぜひ読んでもらいたいです。
これからもどうぞよろしくおねがいします。