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【中学受験】大変とは思っていたが・・・入塾後1〜2ヶ月の激闘

 

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 どうもーみなさん、こんにちは!!

 5年生さめくん(息子)と4年生くまちゃん(娘)の年子兄妹の子育て奮闘中のさきです。

 今回は、さめくんが塾に通いだして、1〜2ヶ月の激闘についてご紹介します。

 激闘?なんで激闘なの?って思いますよね。

 それは、さめくんが塾に通い出したのが、小学4年生の11月で、すでに周りのみんなからかなり遅れていたからです。多くの塾では中学受験対策は小学4年生から始まります。4月から通っていたみんなは、かなり前を走っています。それに追いつくため、先生からも「最初の1〜2ヶ月は、本人も親御さんも少し大変ですよ」って言われてました。

 全くその通りでした。さすが、先生!!

 この1〜2ヶ月の激闘を体験して、感じたことは

「中学受験を目指すなら、4年生までの入塾がベター」

ということです。

 なぜかというと、やはり中学受験カリキュラムへの移行がスムーズだからです。もちろん、受験する中学校にもよるので一概にはいえません。しかし、その中学受験コースが始まる学年までに入塾しておいて、カリキュラムに乗っかるのが一番負担は少ないですね。

 ただし、もちろん本人の意志によることが大前提です。強制しても、良い結果はでないでしょうし、後々メンタルに悪影響も出かねません。

 「塾に通いたいと思わせるように教育していく」・・・なかなか難しいですが、親の腕の見せ所ですね。

 でもでも、入るのが遅くても、もちろん大丈夫です。あとに書いてある「親にできること」と「親の注意事項」を見て実践してもらえると、親のイライラや子供の負担を減らせると思います。ぜひ参考にしてください。実際、うちもそうでしたし、3ヶ月経過して、少しずつ慣れてきて、落ち着いてきました。振り返ってみると、やっぱり子供はすごい。親が思っている以上に成長してますよ。安心してください。

 ここからは

  • 大変だったこと
  • よかったこと
  • 親ができること
  • 親の注意事項

について、紹介します。

目次

大変だったこと

《さめくん》

①問題が出来なくて泣く。

 もうこれは仕方ない。泣くのは、頑張ってる証拠。逆に素晴らしい。親も泣けてきます。

②宿題が大量。

 宿題が多くて有名な塾なので、びっくりするくらい大量。

 始めは、学校の宿題のように直前に詰め込んでやろうとしてたのですが、それでは到底対応できませんでした。

③計算がついて行けない。

 計算が遅いとどんどん授業でも取り残されていってしまいます。先生から、宿題とは別に、今までみんなが習った計算を毎日する課題がでました。

④ピアノとの両立

 さめくんは幼稚園の頃から、ピアノも習っていていました。塾に行くことになってもやめたくないとのことでした。塾のことでいっぱいいっぱいで、なかなかピアノの日々の練習まで気が回らなかったですね。

《親》

①週3回(火・金・土)の授業の送迎

 パパさんと分担しながら、21時に迎えにいくようになりました。大きく夜のライフスタイルが変化しました。

②週2回(火曜・金曜)の夜のお弁当作り

 これは、母のこだわり。栄養バランスの整った食事をたべさせたい。この軌跡は、YouTubeで紹介中!!是非見てね!!!

https://www.youtube.com/@obentopiano

③ピアノとの日程調整

 ピアノの先生との調整もしてしまえば、終わりですが、意外と苦労しました。

よかったこと

《さめくん》

①精神的に成長

 塾のみんなにも追いついてきて、自信もついてきたみたいです。学校でもみんながわからないことを聞きにくることもあるらしいです。

②学力向上

 学校の勉強はかなり楽になったみたいで、学校の宿題もすぐ終わらせています。

③学習が習慣化

 否応なしに、大量の宿題が押し寄せてくるので、学習習慣が身に付きました。

《親》

①子供の成長を感じた。

 普段の生活では、なかなか成長したなって感じることは少ないかと思います。しかし、こうした激変の中では、子供も適応していくために急激に進化していくので、日々成長が分かりやすいです。

②忙しいけど充実

 子供のために動き回っているっていう充実感、他者貢献というか、振り返ると大変でしたが楽しめたと思います。

③親も成長

 親の初めてのことで試行錯誤します。いろいろ考えながら、行動しているので、子供だけじゃなく、親も一緒に成長できました。

親にできること

親にできることは、大きく

①健康管理

②勉強面での管理・サポート

この2つです。

①健康管理

(1)睡眠時間

 22:00〜6:00までの8時間は確保したい。

(2)食事

 栄養バランスの取れた食事を出せるように心がけました。これは、食事は、健康にも学力向上にも大事!!

(3)体力維持

 塾に通うため、スイミングをやめてしまったので、運動する機会が激減してしまいました。受験には体力が必要!!毎日、なわとび10分!!(パパさん担当)

②勉強での管理・サポート

(1)大量の宿題の計画とチェック

 まずは、宿題を計画的にする予定を一緒に考えました。そして、徐々に自分でやらせてみて、塾前に宿題をチェックして、出来てなかったらまた、一緒に考えてを繰り返しました。出来なくて当たり前なので、怒らないように気をつけましょう。

(2)毎日の計算

 塾からは、「計算は、親が教えてあげてくださいね」って感じだったので、一緒に頑張りました。小学生の計算とはいえ、分数、小数の足し算、引き算、掛け算、割り算、大人は完全に忘れてます。思い出しながら、大人も脳トレです。最初は1/4ページ(2問)ずつ、慣れてきたら3問と増やしていきました。最近さめくんが、1ページ(8問)ずつしたいって言ったときは、感動しましたね。

(3)普段の会話の中にさりげなく理科社会の内容を取り入れる。

 塾で習った内容を聞いたり、テキストを確認しながら、会話の中にその内容を取り入れました。食事の時の理科社会クイズが意外と好評です。

(4)前向きな声がけ

 親も大変だけど、やっぱり一番大変なのは本人です。頑張っている我が子を励まし、褒めてあげましょう。

親の注意事項

 注意事項は

①期待値をあげない。

②親のアドバイスは聞かないという事実!

③いきなり詰めすぎるのは親も子供もキャパオーバー!

④親の精神状態は、子供に影響大!

⑤やっぱり学校も大事。塾ファーストではない。

この5つです。

 具体的に説明していくと

①期待値をあげない

 子供も初めてのことで、「できなくて当たり前」と思いましょう。期待すると出来なかったときに、イライラしてしまいます。

②親のアドバイスは聞かないという事実

 基本、親の言うことは聞きません。アドバイスしても右から左です。みなさんがうなづいているのが、思い浮かびます。私達が実践した効果的だったことは、

(1)先生に伝えてもらう。

 先生の力は絶大です。

(2)先生が言ってたことにして伝える。

 先生の力は絶大です(2回目)。ただ、乱用しすぎると、信用をなくすので、注意しましょう。

(3)あえて失敗させて気づかせる。

 挫折も大事。みなさんの経験があると思いますが、これが一番身にしみます。

③いきなり詰めすぎるのは親も子供もキャパオーバー

 大人も一緒ですが、いきなり大量のことをしようとしても無理です。しっかり取り組めていれば、ちょっとずつ前進しているし、時間とともに内容も理解できてくるので心配は不要です。

④親の精神状態は、子供に影響大

 焦らないこと、怒らないこと、イライラしないこと、これが、難しいですが大事です。子供は敏感に感じ取ります。余裕を持って、接したいですね。

⑤やっぱり学校も大事。塾ファーストではない。

 ある程度学力が上がってきたときに感じたのですが、塾さえ通っておけば、大丈夫なんじゃない?という感覚がでてきました。

 この違和感を持ったとき、パパさんと話し合いました。学校は、勉強だけじゃありません。友人関係や団体生活、勉強以外の関わりなど、社会生活を営むうえで重要な役割があります。やはり、学校も大事です。塾のために、学校を休ませるというようなことがないように気をつけたいと思いました。

 3ヶ月経過した現在は、峠をこえたかなーという感じですね。たまに解らなくて泣いたりすることもありますが、塾にも慣れてきて、宿題もこなせるようになってきました。やっぱり子供はすごいです。すごい勢いで成長しています。

 

 最後に、先に塾に通い始めたくまちゃんの入塾後の変化について、さらっと紹介しますね。

 くまちゃんが苦労したのも、塾の宿題を計画的にするということでした。

 週に1回の授業なので、次の週には、なんの宿題があったかなんて忘れています。ちょっとずつ毎日勉強するのが大事なんだよって繰り返し伝えて、計画を一緒に立てました。できなかったら、また一緒に計画立てての繰り返しです。今ではちょっとずつですができるようになってきました。このぐらいですね。さめくんのときの激闘と比べると、親子ともに負担はかなり少ないです。

結論、 

「中学受験を目指すなら、4年生までの入塾がベター」

ですね。くまちゃんも中学受験対策カリキュラムに突入しても、通う頻度が多くなることの負担はあると思いますが、くまちゃんへの負担は、最小限なのかなと思います。改めて、振り返って思うのは、さめくん、よく頑張りました。

 これからもこのブログでは、中学受験を目指す中での体験記事、他には過去の子どもたちへの教育でこんなことを試して、こんな効果がでたとか失敗したとかなどの体験記事、今まで読んだ教育に関するとても参考になった本の紹介記事などを書いていきたいと思っています。

 同じように中学受験を目指すご家族や幼稚園や小学生低学年の子供を持つ親御さんにぜひ読んでもらいたいです。

 これからもどうぞよろしくおねがいします。

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