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【中学受験】夏休みの終わりに、息子と向き合う!親も子も「現実」を認める勇気

 

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 こんにちは!ブログにお越しいただきありがとうございます😊

小学6年生の息子(さめくん)と小学5年生の娘(くまちゃん)を育てている、ごく普通の40代主婦です。

夏休みも終わりましたね。

今年の夏、わが家は小学6年生の息子・さめくんの中学受験に向けて、親子で全力投球しました。毎日朝から晩まで塾の宿題に追われ、クーラーの効いた部屋で黙々と机に向かう息子の姿に、「がんばってるね」と声をかけつつ、内心「この夏を乗り切れば、きっと志望校に手が届くはず!」と期待していました。

けれど、夏期講習が終わり、週テストの結果を見て愕然としました。夏期講習前の模試から、点数が少しずつ下がっているのです。

「できるはずだったのに」「ただの凡ミス」…それが子どもの実力

テストの結果を前に、息子はこう言いました。

「できるはずだった問題なのに」 「ただの凡ミスだよ」

皆さんのお子さんも、同じようなことを言っていませんか?私もそうでした。親としては、「ああ、もったいない!」「もう少し集中していれば」と思ってしまいますよね。

でも、「できるはず」も「凡ミス」も、全て含めて今の実力です。

息子は今回の結果に納得がいかず、「夏休み、あんなに頑張ったのにどうして?」と悔し涙を流していました。その気持ちは痛いほどわかります。でも、夏休み前から少しずつ成績が下がっていたこと、その原因が「できるはず」だった問題や「凡ミス」にあったことは、事実として受け止めなければいけません。

大切なのは、「どうしてできたはずの問題ができなかったのか」「どうして凡ミスをしてしまったのか」を、冷静に分析すること。

  • なぜ、できるはずの問題ができなかったのか?
    • 計算ミス?
    • 問題文の読み間違い?
    • 演習不足?
  • なぜ、凡ミスをしてしまったのか?
    • 焦って見直しが不十分だった?
    • 集中力が切れていた?

こうして具体的な原因を洗い出すことが、次の対策を立てる第一歩になります。

夏休みの過ごし方、本当に「頑張った」と言える?

夏休み、確かに息子は朝から晩まで机に向かっていました。塾の膨大な宿題も、本当によく頑張ったと思います。でも、私はあえて聞きました。

「勉強に集中できていたかどうかは、さめくんにしかわからないよね?」

親は基本的に子どもの勉強に干渉しないスタイルでいます。でも、食事の後に見ているテレビが、だんだんと長くなっていたことには気づいていました。

休憩は大切です。テレビを見たり、好きなことをしたり、気分転換することは学習効率を上げる上でとても大事です。でも、もしそれが学習時間を削ってしまっていたとしたら?

「食事の直後にテレビを見るのはやめようね」

息子に何度か伝えていたことです。でも、最近はなかなか守られていませんでした。


これからどうする?親と子の役割分担

模試の結果を前にして、私は息子に「このままで大丈夫なの?」と問いかけました。

息子は志望校に合格して、パイロットになるという夢を持っています。でも、今のままだと目標からどんどん遠ざかっているように感じます。

「どうしよう、どうしよう」と悩んでいるだけでは、何も変わりません。

「今のさめくんの課題は何だと思う?」 「じゃあ、その課題をなくすために、どうしたらできるようになる?」

勉強について、生活について、息子自身の言葉で考えてもらうことにしました。

【勉強について】

  • 現実を認める: 「できるはず」「凡ミス」も含めて、それが今の実力。
  • 現状分析と対策: なぜ点が取れなかったのかを分析し、どうしたら次で点が取れるのか対策を考える。
  • 休憩時間の使い方を見直す: 学習時間を確保できているか、もう一度考えてみよう。

「ご飯の後のテレビ、もうママは言わないね。きっと言われるのも嫌だろうし、言う方も嫌だから。でも、自分を律することができなければ、受験は難しいと思う。」

あえて突き放すようなことを言ってみました。

合不合判定テストまであと少し。そして、中学受験本番まであと4ヶ月と少し。

息子には、その短い期間で何をやるべきか、自分で考えてほしい。

【生活について】

  • 部屋の片付け: 散らかっている部屋は、頭の中を表している。
  • 規則正しい生活: 始業式からしっかり起き、元気に学校へ行こう。班長としての仕事もきちんとやろうね。

親ができること、それは「提案」をすることです。

  • 「こんな勉強法はどう?」
  • 「この時間の使い方はどうかな?」
  • 「もし、パパとママの提案を聞いてくれるなら、一緒に計画を立てるけど、どうする?」

子どもがどうしたいか、どうなりたいかを尊重しながら、でも現実をしっかり見据える。そして、計画を立てることは一緒にできますが、実行するのはあくまで子ども自身です。

夏休みが終わり、いよいよ受験が現実味を帯びてきました。ここからは、親子で「できること」をしっかり見極め、着実に実行していくことが大切です。

皆さんの夏休みはいかがでしたか?

 これからもこのブログでは、中学受験を目指す中での体験記事、他には過去の子どもたちへの教育でこんなことを試して、こんな効果がでたとか失敗したとかなどの体験記事、今まで読んだ教育に関するとても参考になった本の紹介記事などを書いていきたいと思っています。

 同じように中学受験を目指すご家族や幼稚園や小学生低学年の子供を持つ親御さんにぜひ読んでもらいたいです。

 これからもどうぞよろしくおねがいします。

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