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どうもーみなさん、こんにちは!!
5年生さめくん(息子)と4年生くまちゃん(娘)の年子兄妹の子育て奮闘中のさきです。
以前の記事でご紹介した「子ども手帳」について我が家でも実践してみたので、その経過をご紹介します。
1 家族会議(子ども手帳導入)
まず我が家で子ども手帳を導入するにあたり、家族会議を開くことにしました。我が家では、なにかイベント事や気になったことが生じたときに家族会議を開くようにしています。
家族会議を開くにあたり、夫婦で子ども手帳の大筋のルールは決めておきました。ルールについては「2 我が家でのポイントルール」で説明します。
ルールは、初めから家族会議でみんなで作っていこうとするとすごく時間がかかるし、収拾がつかなくなると思います。また、夫婦では考えを一致させておくことがうまくいくコツだと思います。
まずは、子ども手帳の導入の提案を行います。
・子供に「子ども手帳」というものを導入したいと思っていると伝える。
・話を聞いて、やるかやらないかは、それぞれの自由。
余談ですが、強制されると反抗しますが、最後に選択肢を与えるとOKと言ってくれやすいのだそうです。
「子ども手帳」ていうのは、やることリストのようなものであらかじめ1週間のやることを書いておいて、できたものから赤で線を引いてどんどん消していくんだよ!!(やるとたのしいよ)
・自分のことは自分でできるようになってほしい
・あれしなさいとかこれしなさいと言われずにやるべきことをやってほしい
・基本のルーティンポイントは、ひとつのリストを完了していくごとに、1ポイント
・基本のルーティンの内容とは別に、特別に頑張ったときにボーナスポイントを設ける
・週末にこの1週間で達成したことを振り返って、ポイントを加算していく
・貯まったポイントは、おこづかいや図書カードに交換できる
・やるかやらないか決定する。
⇒さめくんもくまちゃんもやると自己決定
本書では手帳を推奨していましたが、我が家ではA5のノートを使用することにしました。学校の宿題や塾の宿題、日々の生活習慣を考えてみると、なかなか手帳では収まりきりそうになかったからです。
ノート見開きに縦線を8本引き、8等分にして日〜土の1週間と集計した点数をかけるようにしました。
子供たちも意外と乗り気で、積極的にタスクを考えていました。
2 我が家でのポイントルール
我が家の小学4年生女子と小学5年生男子のポイントルールをご紹介します。同年代の子供さんは参考にしてみてください。
①生活習慣
・お手伝い(ゴミ捨て1点、風呂の鏡ふき1点)
・1日終わりの机周りの片付け1点
・シダキュア1点(絶賛舌下免疫治療中)
・ピアノの練習(朝1点、夕1点)
・水筒をだす1点(いつも出し忘れます)
・体操服などの洗濯物を出す1点
・就寝時間記録
くまちゃん(塾あり 22:00で1点、塾なし 21:00で2点、21:30で1点)
さめくん(塾あり 23:00で1点、塾なし 21:30で2点、22:00で1点)
・その日の予定に実施予定時間をいれる1点
②勉強
・音読1点
・計算1点
・学校の宿題教科別各1点
・塾の宿題教科別1日分各1点
・分で決めた課題教科別各1点
その他は要相談
・テストで満点10点
・小テスト満点5点
・漢検合格15点
・週テストで前回の自分に勝った15点
・クラスアップ30点
・クラス内のレベルアップ15点
・くまちゃん塾の【評価が5】(5段階評価)で1教科につき5ポイント
・おこづかい
2ポイント1円
・図書券500ポイントで500円分
現金化するより2倍割を良くしている
・ゲームなどの時間
50ポイント桃鉄1年分追加
・嘘をついたら過去1ヶ月のポイントが0
・いい加減にしたら?
自分のためにならない、誰のためにやっているのか考えてみましょう。と伝えました。
3 1週間後のポイント精算時の感触
とりあえず提案は上手くいって、導入にいたり、1週間経過しました。1週間の様子を見ていると子供二人共結構乗り気でビシビシ赤線を引いてました。
まずはポイント精算。二人共よく頑張ってくれました。
次に続けるかどうか聞いてみました。
二人共即答で「続ける」ということ。ちょっと提案した身としてはうれしかったです。
二人に感想を聞いてみました。
【さめくんの感想】
・弁当とか水筒とかが言われずにだせるようになった。
・いっぱい消せてうれしい!
【くまちゃんの感想】
・点数が貯まっていくのが見えてワクワクする!
・ママに言われずにできることも増えてきた。
少し感想としては幼稚ですが、なかなかの好感触です。
【親の感想】
・いい感じにルーティンタスクをこなしている。
・逆に視覚化されるだけに親はできていない方に目が向きがち
⇒ここは我慢が必要で、できていることに目を向けてあげる。
⇒できていないことは見て見ぬふりをする。
⇒おそらく本人たちもわかっているはずなので、親からは言わないようにする。
・積極的に取り組んでくれて嬉しい。
実は、パパさんも一緒にやってみました。
【パパさんの感想】
・一緒にやると子供もやるハードルが下がる
・手帳を広げて見ることが多くなった
・忘れがちな項目を忘れなくなった
・面倒なことも手帳に書かれているのでやる原動力となった
・特に親は子供に提案しているだけにやらないといけないと思った
パパさんにも良い効果があったようです。パパさん一緒にやってくれてありがとう。
・ページの上部に目標や夢を書いておく。
夢は書くと叶うといいますが、それを毎日見ることが大事なんだそうです。
毎日目にすることで脳みその指令を司る部分(毛様体賦活帯)が活性化し、全身に指令をだしてやる気にさせるので、心身ともにやる気になるとのこと。素晴らしい効果です。
ちなみにさめくんの目標は「Cクラスに上がること」 がんばれ!!
・日曜に精算するなら、次のページは日曜始まり
日曜日に精算するなら、土曜終わりじゃないと、日曜日の精算後に線を引いたものが来週に忘れられてしまうかもしれません。
とりあえず1週間やってみて、いい感じで取り組めているので、継続してみようと思います。そしてひとつでも習慣化できたらそれだけでも価値はあるでしょう。
これからもこのブログでは、中学受験を目指す中での体験記事、他には過去の子どもたちへの教育でこんなことを試して、こんな効果がでたとか失敗したとかなどの体験記事、今まで読んだ教育に関するとても参考になった本の紹介記事などを書いていきたいと思っています。
同じように中学受験を目指すご家族や幼稚園や小学生低学年の子供を持つ親御さんにぜひ読んでもらいたいです。
これからもどうぞよろしくおねがいします。