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どうもーみなさん、こんにちは!!
5年生さめくん(息子)と4年生くまちゃん(娘)の年子兄妹の子育て奮闘中のさきです。
受験勉強中のさめくんから、次のような質問が出ました。
「暗記はなんで必要なの?書いて覚えるってなんで書いたら覚えられるの?」
なので、今回は「暗記」について調べて、さめくんの疑問へ回答してみました。
1 暗記する必要性
まずなんで勉強において、暗記する必要があるのでしょうか?
調べてみて、しっくり来たのが
「知識や学習を深める上で、なくてはならない勉強の土台を作るため」
なるほど、材料がないと料理や工作ができないのと同じように、ある程度の知識がないと学習を深めたり、考えたりすることができないのです。
他には
「苦手科目でつまずいてしまいがちな方にとって暗記学習は有効。 内容をうまく理解できないときでも、とにかく暗記をすれば問題が解けるようになっていく。」
これもなるほど。暗記することで、手っ取り早くテストの点数を上げることができます。つまり即効性があります。また暗記して、テストの点数が上がることにより勉強へのハードルが下がったり、モチベーションが上がったりして、次の学習につながるのだそうです。
「暗記はなんで必要なの?」
「勉強する土台をつくるために、暗記をして知識を増やす必要があるんだよ。材料がないと料理や工作ができないのと同じように、勉強で習っていくことを理解していくために、ある程度の知識が必要なんだよ。」
「他には、たくさん暗記することができれば、ある程度まで手っ取り早くテストの点数を上げることができるよ。点数が上がることで勉強が楽しいと感じるかもしれないよ」
2 暗記の方法
暗記するのって大変ですよね。覚えてもすぐ忘れてしまうし、どうやって覚えたらいいの?
って思いますよね。そこでさめくんに伝えるために暗記の方法についても調べてみました。有効、効果的だと思うものを紹介します。
①書く
②読む
③聴く
④見る
⑤体験する
⑥組み合わせる
⑦反復する
⑧人に説明する
詳しく説明していきますね。
①書く
一般的な暗記方法ですよね。暗記するときに一番使われているのではないでしょうか。
「書く」という動作に移すことにより、効率的に暗記できるのだそうです。
②読む
黙読、音読がありますが、効果的なのは音読です。声を発するには何を言うのかを意識する必要があり、脳が刺激されることから記憶に残りやすくなります。また音読した声が自分の耳に入ることで得る情報が多くなり、覚えやすくなるのだそうです。つまり音読は、読むことであり、聴くことなのです。
③聴く
先生の話や人から聞いた話って意外と記憶に残っていないでしょうか?分からないことを何度も説明してもらうことで理解し覚えることができます。
②の「読む」とも関係しますが、読んだものをボイスレコーダーやスマホに録音して、何度も聞き直すことも効果的な暗記方法です。
④見る
教科書や自分のノートを見ることですね。ただ眺めるだけでは、暗記の効果は薄いのではないかと思います。
⑤体験する
体験することには、例えば旅行や実験などがあります。これが一番記憶に残りやすいのではないかと思います。旅行では行く場所について、事前に調べておくことでより効果的に記憶に残るでしょう。実験も同様ですが、なんの実験でどうしてそうなるのかを調べたうえで、実験を行うことで記憶が定着します。
ただデメリットは、覚えられる量に対して、時間とお金がかかるということです。記憶には残りやすいですが、効率は悪いですね。
⑥組み合わせる
①〜④の書く・読む・聴く・見るなどを組み合わせます。
脳の中の記憶をつかさどる海馬を刺激するためには、視覚・聴覚・嗅覚・触覚・味覚の五感をフル活用するのがポイントです。
・読みながら書く
・聴きながら見る
他にも
・聴きながら歩く
というのもあります。歩くことによって、血流がよくなると脳が活性化するため、記憶が定着しやすくなります。ただし、歩くなどの軽い運動にしておく必要があります。
様々な五感を活用することで暗記の効果を高めてくれます。
⑦反復する
情報への接触回数が多ければ多いほど、人はその情報を忘れにくくなると言われています。これを活用したものが、単語帳や暗記ペンです。
何度も繰り返し、覚えることで、忘れにくくなります。
「覚える」→「忘れかける」→「思い出そうとする」→「覚え直す」→「忘れかける」というサイクルを、何回も繰り返すことが効率的な暗記方法だと言われています。
⑧人に説明する
人に説明できるということは、自分でしっかり理解できている、しっかり覚えられているということです。
また人に説明するときに、どのように説明すれば分かってもらえるかなどを考えることで、記憶が定着しやすくなります。
補足
・就寝前の1~2時間は記憶のゴールデンアワーといわれています。なぜなら、眠っている間に脳内で覚えた知識が整理され、記憶として定着されるため、寝る直前に暗記をすることが効果的です。補足
・一般的に人が一気に覚えられる量には限界があります。一夜漬けのように一気に暗記するのではなく、毎日少しずつ暗記を繰り返し行い、自分の知識としていきましょう。
「書いて覚えるってなんで書いたら覚えられるの?」
「書いたら覚えられるのは、書くという動作をすることで、脳を刺激して覚えやすくなるんだよ。「書く」の他にも、「読む」、「聴く」、「見る」などを組み合わせて、ちょっとずづでいいから繰り返し暗記することで、自分の知識に定着させていくことができるよ。最終的には人に教えてあげられるようになると完全に自分の力になっているよ」
内容別の暗記方法
①漢字
「見ながら書く。書きながら読む」
とめ、はね、はらいなど、細かいところに注意しながら、書いて覚えましょう。また、書きながら読むことで、読み仮名も合わせて覚えることができます。
②英単語
「見ながら書く。書きながら読む」
書いてスペルを覚えましょう。書きながら読んで発音を覚えましょう。
「単語帳で繰り返して暗記する」
何度覚えても、忘れてしまうものをピックアップして単語帳を作って何度も何度も覚えられるまで繰り返しましょう。
③理科社会
音読して、録音して、繰り返し聴く。
一言一句全てを覚える必要はありません。というか全て覚えることはできません。問題集などを通して、必要なところをピックアップして重点的に覚えましょう。
④算数
公式などは、なぜその公式になるのかを理解したうえで、覚えましょう。そうすれば、公式を思い出せなくても、時間はかかりますが、問題は解けるようになります。算数の場合は、理解→暗記→反復練習が重要です。
まとめ
今回は、暗記の必要性と暗記の方法について、調べてお伝えしました。一言で暗記といっても、いろいろな方法があります。また、暗記の方法の中でも、人それぞれ得意、苦手があると思います。覚えるために苦行をする必要はありません。楽に暗記できるように、自分にあった方法や色々な組み合わせを見つけてみてください。
これからもこのブログでは、中学受験を目指す中での体験記事、他には過去の子どもたちへの教育でこんなことを試して、こんな効果がでたとか失敗したとかなどの体験記事、今まで読んだ教育に関するとても参考になった本の紹介記事などを書いていきたいと思っています。
同じように中学受験を目指すご家族や幼稚園や小学生低学年の子供を持つ親御さんにぜひ読んでもらいたいです。
これからもどうぞよろしくおねがいします。