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【中学受験】親がストレスの原因になってる?無意識にやってしまいがちなNG行動4選

 

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 どうもーみなさん、こんにちは!!

 5年生さめくん(息子)と4年生くまちゃん(娘)の年子兄妹の子育て奮闘中のさきです。

 今回は、「親の行動が子供のストレスになっているかもしれない」という恐ろしい内容です。子供のためを思って行動しているのに、それが逆に子供のストレスになっているかもしれません。そうならないためにも無意識にやってしまいがちなNG行動4選とそれに対する対応をお伝えします。

 早速、やってしまいがちなNG行動4選を紹介します。

1 兄弟や周りと比較する

2 干渉しすぎる

3 子ども一人に任せすぎる

4  感情的に怒る

この4つです。

それでは、詳しく説明していきますね。

目次

1 兄弟や周りと比較する

 大人でもそうだと思いますが、人と比較されるのは嫌ですよね。大人でもモチベーションだだ下がりです。子供だって同じです。親は、子供に頑張ってほしくて、ハッパをかけるつもりで、何気なく伝えてしまうのですが、これはNG行動だと認識することが大事です。

2 干渉しすぎる

 なんでも親が先行して決めてしまうことは、子どもの気持ちが置いてけぼりになってしまいます。例えば、勉強のスケジュールや具体的な勉強の内容などがあげられます。また、「勉強しなさい」などの直接的な干渉は、その時はやらせることができるかもしれませんが、長期的に見るとどんどんストレスが溜まって、やる気が下がっていきます。

3 子ども一人に任せすぎる

 「2 干渉しすぎる」の反対ですが、全てを任せすぎることもNGです。任せてしまうとどんどん楽な方、楽な方に流されていきます。まだ、小学生なのです。そこまでの自律心がやしなわれていないでしょう。勉強のスケジュールを計画して、その通りに実行していくことはまだまだ難しいです。この部分が中学受験と高校受験の違いだそうです。中学3年生にもなると、自分で考えて実行することができます。勉強に慣れていない小学4年生や5年生ではまずサポートなしでは無理ですね。

 「干渉もダメ。干渉しなさすぎもダメって、結局どうすればいいんだ〜?」てなりますよね。つまり、バランスが大事だということです。

4  感情的に怒る

 自分でやるって決めたのに、勉強もせずにテレビを見ていたり、ゲームをしていたら、「なに考えてるの!」なんて怒りたくもなりますよね。感情的に怒ってしまうと、子供は萎縮してしまって「自分はいつも怒られる、なにをやってもダメなんだ」と思ってしまうのだそうです。人の感情って難しいですね。

 こういうNG行動が続いてしまうと

1 勉強が嫌になる→成績は下がる→NG行動(悪循環)

2 自立性のない大人に成長

3 自己肯定感が下がる

4 自信、積極性、自発性がなくなる

このような影響が現れてきます。

 子供のための中学受験が、完全に人生においてマイナスになってしまいます。

 そうならないためにどうすればいいのでしょうか?

 まずは

NG行動をNG行動だと認識することが第一

です。

NG行動への対応

 親も無意識でNG行動を取っている可能性があります。

 NG行動を次のように変化させましょう。

1 ✕兄弟や周りと比較する 

→ ◯過去と比較して、よくなったところを褒める

2 ✕干渉しすぎる

3 ✕任せすぎる

→ ◯できていないことは認識させ、子供と相談しながら決めていく

4  ✕感情的に怒る

→ ◯冷静に事実を伝える

解説していきますね。

1 ✕兄弟や周りと比較する → ◯過去の子供と比較して、よくなったところを褒める

比較するのは、過去と比較しましょう。過去と比べると間違いなく成長しているはずです。その成長を褒めてあげましょう。ただし、ここで「褒め方」にも注意があります。

「成果や能力をほめるのではなく、努力を褒める」

ということです。

 アメリカの心理学者キャロル・ドゥエックによれば、より難しい課題にチャレンジしようと考えたり、その後も良い成果を出していけたりするのは「努力を褒める」ほうだったのです。能力を褒めた場合は、できそうな課題にしか挑戦しなくなったり、できなかったときに自信を失ったりしやすかったのだそう。

 ちなみに、褒めるときはあとから褒めるのではなく、「その時に褒める」のも大きなポイントです。

2 ✕干渉しすぎる 3 ✕任せすぎる → ◯できていないことは認識させ、子供と相談しながら決めていく

 やはり、子供と一緒に決めていくのがポイントですね。「どのように宿題を進めていくか」や「どんな勉強をするか」はある程度親が考えて、いくつかの選択肢を作って、決めるのは子供とするのがいいと思います。

 こうすれば、子供も「自分で選んで決めた。」と感じて、同じことをするにしても、やらされているという感覚は少なくなるでしょう。

4  ✕感情的に怒る→ ◯冷静に事実を伝える

 親は冷静になることが重要です。

 以前の記事で紹介した長谷川智也さん著書の

 「予約殺到の東大卒スーパー家庭教師が教える 中学受験 自走モードにするために親ができること」でも紹介されているように、「子供は戦士、親は軍師」です。

 軍師である親が、取り乱しては、子供たちは戦えません。冷静に状況を捉え、事実を伝え、これからの作戦を子どもと一緒に練りましょう。

 子供に冷静に、現状を伝えましょう。そして、このまま5年生、6年生に進んでいくとどうなるか考えさせて発言させましょう。

 そうするとなにをやらなければいけないか、なにをすべきかが見えてくるはずです。

 ポイントは自発性です。自分で決めた近い目標を達成していくことで自発性は、より成長していきます。

まとめ

 今回は、「親が無意識にやってしまいがちなNG行動4選」と「その対応」について、紹介しました。振り返りましょう。

親がやってしまいがちなNG行動4選

1 兄弟や周りと比較する

2 干渉しすぎる

3 子ども一人に任せすぎる

4  感情的に怒る

その対応

1 ✕兄弟や周りと比較する 

→ ◯過去と比較して、よくなったところを褒める

2 ✕干渉しすぎる

3 ✕任せすぎる

→ ◯できていないことは認識させ、子供と相談しながら決めていく

4 ✕感情的に怒る

→ ◯冷静に事実を伝える

 少しやり方、見方を変えるだけで、子供は同じことをやっているのに、子供にマイナスに働くかもしれないし、プラスに働くかもしれません。

 NG行動になってしまっている親御さんは是非参考にして、試してみてください。子供がちょっとずつ変わっていくと思いますよ。

 これからもこのブログでは、中学受験を目指す中での体験記事、他には過去の子どもたちへの教育でこんなことを試して、こんな効果がでたとか失敗したとかなどの体験記事、今まで読んだ教育に関するとても参考になった本の紹介記事などを書いていきたいと思っています。

 同じように中学受験を目指すご家族や幼稚園や小学生低学年の子供を持つ親御さんにぜひ読んでもらいたいです。

 これからもどうぞよろしくおねがいします。

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