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【中学受験】爆発寸前?子供のストレスとその緩和対策

 

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 どうもーみなさん、こんにちは!!

 5年生さめくん(息子)と4年生くまちゃん(娘)の年子兄妹の子育て奮闘中のさきです。

 ストレスってだれにでもありますよね。誰にだって多かれ少なかれあると思います。持続可能な生活を送っていくために、このストレスと上手に付き合っていくのが、大事になってきます。

 今回は、「中学受験での子供のストレス」について紹介します。

 2023年の11月から塾に通い出したさめくんにもいろいろなストレスがありました。そのストレスの内容、親ができるストレス緩和策について、紹介したいと思います。

さめくんのストレスの種類は

1 好きなことが出来ないストレス

2 塾で周りから遅れているストレス

3 生活面のストレス

大きく分けると、この3つになります。

このストレスの具体的な内容と親ができるストレス緩和対策を紹介していきますね。

目次

1 好きなことが出来ないストレス

さめくんが好きなことは

・LEGO(ガチ勢)

・研究(今は雲です。毎日雲の写真を撮影するのは私。)

・テレビ(コナン、ドラえもん、クレヨンしんちゃん、相棒(渋))

・工作

こんな感じです。

 塾に通い始めると、単純に塾の時間、その塾で出された宿題をする時間が増えた分、物理的に好きなことができる時間が減ってしまいました。

 好きなことをする時間や好奇心をもって、なにかをする時間は、様々なストレスを軽減する効果があるのでできるだけ時間は確保してあげたいですよね。

親にできる対策

①時間をみつけてあげる

 具体的には

 ・優先順位を一緒に考える

 ・1週間の計画表を立てる

 当然ですが、時間は有限でみんな1日24時間です。大人はその中で優先順位の高いものから、こなしていくことができます。子供は、まだそうはいかないので、まず一緒に優先順位を考えてあげましょう。

 同じ24時間でも無意識に消費してしまっている時間もあります。

 そこで1週間の計画表を立てましょう。1週間24時間が表になっているものに、まず塾、学校の時間やご飯、お風呂、睡眠、などだいたい決まっている行動を入れていきます。次に空いてる時間に、優先順位の高い宿題などを入れます。すると、自由時間って意外とあります。時間を視覚化して認識することで、メリハリを付けて行動することができて、好きなことをする時間も生まれてきます。計画表を立てても、初めはうまくいきません。どんどん修正を加えて、実際の行動に近くなるようにブラッシュアップしてみましょう。自由な時間があるということを認識することが重要です。

 さめくんも、朝の時間や土日のまとまった時間に好きなことをする時間をみつけることができました。

②最低限の宿題ができていれば、細かいことは言わない

 宿題が終わってても、勉強ではないことやソファでダラダラしながらテレビを見ていたりすると、つい小言を言いたくなってしまいますよね。次から次へと要求のレベルをあげてしまいがちです。そこは我慢です。

 長谷川智也さん著書「予約殺到の東大卒スーパー家庭教師が教える 中学受験 自走モードにするために親ができること」に『「同じ学校を目指す子たちと、肩を並べておく」、そのくらいの気持ちで、まずは焦りを抑えましょう』と書いてありました。

 子供は、塾で同じように中学受験を目指すみんなと頑張っています。しっかりついていけているのであれば、しっかり実力はついてくるはず・・・。

 親が焦って、小言を言ってしまうことは、やる気を削いで逆効果になりかねません。

 もう一度いいますが我慢です。

2 塾で周りから遅れているストレス

 さめくんは11月からの入塾だったので、小学3年の2月から通っている塾生に比べると当然遅れていました。塾での中学受験対策の内容は、学校とはレベルもスピードも全然違います。

 学校でのテストではそこそこいい点が取れてできる方だったけど、塾では下の方からのスタートでした。まさに井の中の蛙状態。さめくんも少なからずショックを受けていました。

 塾のレベル、スピードについていく学習、そして遅れを取り戻す学習を同時にしなければいけませんでした。さめくんは、入塾後の1〜2ヶ月をしっかり頑張って、翌年の2月には少しずつなれてきました。入塾後の1〜2ヶ月もこちらの記事で紹介しているのでぜひ読んでください。

親にできる対策

①大量の宿題の計画とチェック

 宿題を計画的にする予定を一緒に考えました。そして、徐々に自分でやらせてみて、塾前に宿題をチェックして、出来てなかったらまた、一緒に考えてを繰り返しました。出来なくて当たり前なので、怒らないように気をつけましょう。

②簡単な学習補助

 「計算は親が教えてあげてね」って感じだったので、一緒に頑張りました。毎日ちょっとずつ続けました。最初は1/4ページ(2問)ずつ、慣れてきたら3問と増やしていきました。最近さめくんが、1ページ(8問)ずつしたいって言ったときは、感動しましたね。そして、パパさんも負けることもしばしば・・・。成長著しいです。

③勉強に集中しやすい環境を作る

 勉強しやすい机、椅子、空調など、学習環境を整えてあげましょう。子供って、整理整頓苦手ですよね。我が家だけではないはず。意外とプリントの整理や机周りの片付け、物を探す作業に時間が取られています。机の本棚やプリントの整理も子供と一緒に相談しながら、進めていきましょう。親が手伝うことで勉強以外に費やす時間はできるだけ短くすることが出来ますよ。

3 生活面のストレス

・就寝が遅くなった

 塾の日は、帰りも遅く、寝る時間が遅くなりました。塾から帰ってから、お風呂、学校の宿題して寝るので、11時過ぎくらいにはなりますね。そして、なんだかハイテンションで、フワフワしてて、それも寝るのが遅くなる原因ですね。

・肌荒れ

 1ヶ月くらい経過したときに、全身の肌荒れがひどくなりました。さめくんは、そんなに肌が強いわけでもなく、めちゃくちゃ弱いわけではないのですが、冬の乾燥と重なって、荒れてました。かゆいのもつらかったようで、それもストレスだったみたいです。生活リズムが変わったことも原因の一つだと思います。

・口内炎

 口の中を誤って噛んでしまったわけではないのに、口内炎ができました。パパさんも中学受験を目指していた小学生の頃、同じように口内炎が大量にできて嫌だったらしく、これは、おそらく遺伝なのかも・・・。知らず知らずのうちに、少しずつストレスが蓄積されているのだと思います。

親にできる対策

①身体のケア

睡眠時間の確保

 塾の帰りが遅くなるのは、仕方がないことです。帰ってから、どれだけ早く就寝準備を整えることができるかが、問題です。

 帰りの車の中で、帰宅後の行動をどのように進めるかイメージさせておきます。こうすることで、帰宅後の行動がスムーズになります。

 帰宅後は、親も可能な限り就寝準備を手伝います。この内容は、ご家庭によって違うと思います。

我が家では、

・学校の時間割の写真を帰りの車の中で確認させる。

(最近は時間割を計画帳にかかないんですね。パソコンに先生から送られてきます。ITの進歩です。)

・学校の宿題のページを机に開けておいておく。

・学校の宿題をしているときに、髪を乾かすドライヤーをする。

こんなことを手伝っています。参考までに。

 もちろん、事前に子供にもなぜ早く寝ることが大事なのかは伝えておく必要があります。わけがわからないまま早く寝かされるのは、子供でもかわいそうですよね。

食事での栄養管理

 食事大事です。勉強でもそうですが、体の成長にもかかせないものです。栄養の取れた食事を提供してあげましょう。塾の時は、帰りが遅くなるので、お弁当を作ります。この軌跡は、YouTubeで紹介中!!是非見てね!!!

最後に適切な治療

 肌荒れについては、「荒れてきたら、保湿して薬塗って」と対処していたのですが、今回はひどかったので、皮膚科にいって診察してもらいました。病院で言われた通り、朝起床時と夜お風呂上がりに保湿して薬を塗っていたら、みるみるうちに良くなっていきました。ついでにパパさんも乾燥による全身のかゆみで一緒に診察してもらいました。

 素人考えで、治療しようとするより、病院へ行くのは面倒だし、時間がかかるけど、早く治るし、結果的にストレスが少ないですね。

②心のケア

 これが一番大事ですよね。メンタルを壊してしまうと中学受験だけでなく、これからの人生に大きな悪影響を与えてしまいます。でも「簡単にやめさせてしまうのは、我慢する力がつかないなのでは?」とも思うし、難しいですよね。親が子供をしっかり観察して、見極めることが重要です。逆にこれは親にしか出来ないです。ちょっとくらい休んでもいいんです。最悪中学受験しなくても大丈夫です。子供の気持ちに寄り添いましょう。

「子供の心身のケア」については

中学受験での親の心得でも紹介しているのでこちらも読んでみてください。

まとめ

 今回は、中学受験での子供のストレスについて紹介しました。振り返りましょう

ストレスの種類

・好きなことが出来ないストレス

・塾で周りから遅れているストレス

・生活面のストレス

 これに対する我が家での具体的な対策を紹介しました。少しでも参考になれば幸いです。

 これからもこのブログでは、中学受験を目指す中での体験記事、他には過去の子どもたちへの教育でこんなことを試して、こんな効果がでたとか失敗したとかなどの体験記事、今まで読んだ教育に関するとても参考になった本の紹介記事などを書いていきたいと思っています。

 同じように中学受験を目指すご家族や幼稚園や小学生低学年の子供を持つ親御さんにぜひ読んでもらいたいです。

 これからもどうぞよろしくおねがいします。

 

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